干し理想大根
干し大根日記(出荷状況)はこちらです。
おいしいたくあんの条件
1.新鮮(?)な干し大根を…
   ちよっとヘンな言い方ですが、干し上がった
   大根(干し大根)をなるべく早く漬け込むこと。
   干し大根だから日持ちするだろう、と考えている
   人がけっこういます。だが、現実は甘くないです。
   置いておけばどんどん品質は落ちていきます。
2.塩・糠などは正確に計量すること。        いい加減な計量は、いい加減な味のもとです。
   混ぜる割合はちゃんと量りましょう。
3.重石について
   重石は基本的には中身の大根と同重量以上に
   すること。最近ではプラスチック製の漬け物樽が
   多いと思いますがべつにかまいません。
   しかし、木製の漬け物樽とちがってたわむので
   重石の重量はやや重めの方が良いと思います。
4.塩について
   塩はなんでもいいです。
   もし、こだわって漬ける時は「天塩」のような
   高級品を使ってください。
5.唐辛子について
   唐辛子は防腐剤の役目もしますのでなるべく
   たくさん入れて下さい。それほど辛くはなりません。
   あらびきにして糠に混ぜても1本の唐辛子を2つに
   して入れてもいいです。
   右の写真は12月3日に天野さんのお宅に
   おじゃまして、見せてもらった干し大根です。
   詳しくはこちらで…
天野さんの干し大根
天野さんの干し大根です
漬け込む割合
干し大根 ……… 10s(買う時に八百屋さんに聞く)
米糠    ………  1s(約2升くらい)
塩     ………300c(1〜2束の干し大根を
                 漬け込む場合です。)
唐辛子  ………適当に(予算の許す限り)
4〜5日経っても水が上がらない!
重石が軽すぎる、ふたがつかえてる、
塩の量をまちがえているなどが原因です。
早めに対処しましょう。
漬け込むときは「おいしくなれ」と念じて
漬けると、おいしくなる、かな?
糠、塩、沢庵漬けの素を混ぜたもの
最近、注文の多い樽付き沢庵です
たくあんを漬ける時は全部の
道具・材料が揃ってから
干し大根を八百屋さんに
買いに行きましょう。
買ったらすぐ漬けること。
ちょっと一言…
重石はDIYのお店でも売っていますが
もしいらない雑誌、新聞紙などがあったら
硬く縛ってそれを重石代わりにしても
良いと思います。要は工夫次第です。
当店では干し大根をお買い上げの方には
無料でたくあん漬けの指導を致します。
重石、ふた以外は全部取り扱っています。
重石、ふたが用意できましたら
当店においで下さい!

たくあんを漬け込むのに必要な道具・材料
樽…1個980円、3束位まで漬けられます。
塩…何でも売っています。
ビニール袋…樽の中に敷く。
米糠…うるち米の糠をふるいにかけたもの。
唐辛子…自家製のものも取り扱っています。
干し大根…三島(箱根)産、伊豆産です。
干し大根を送って下さい、とのメールを何通か頂きました。
有り難うございます。私も出来れば販売したいのですが
干し大根はその性質上、お送りすることはできません。
というのは、干してあるから幾日も保つだろう、と思うでしょうが
風通しの良い寒冷の場所に干してあったものを
束にして出荷するわけです。その時点で劣化が始まります。
それをお送りすると確実に品質が落ちます。
干し大根は、鮮度第一の生鮮品なのです。
そのような訳で通信販売はできません。
出来上がった沢庵でしたら大丈夫です。ぜひ、買って下さい!
なお、沢庵の販売は1月から販売可能です!

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