日本一の静岡メロンの栽培見学に行って来ました 2001/03/11
めろんいろいろ
6〜7月頃は色々なメロンが市場に出回って店先にも
種類、価格がいろいろと並びます。お客さんにとっては
どれを買ったら良いのか迷うと思います。
そこで賢い買い方を紹介します。
まず、自分の家で食べるメロンを欲しいときは、店の人に「安くてすぐ食べられるのはどれ?」と聞くのです。
そうすると売る側は日持ちは悪くても熟しているメロンを
薦めます。売る人の気持ちになって考えればわかりますよね。この時、よくマスコミ等でメロンの選び方として
押さえて弾力があれば食べ頃ですよ、てなことを言って
いますが、これはいけません。押さえてみる人は1回でも押さえられるメロンは何回も、これではたまりません。
贈答用はちょっと買い方がちがいます。
これは、やっぱり鮮度の良いものを買ってください。
見分け方は、切り口(あたまのつるが付いている部分)
を見ればわかると思います。もらった人がすぐ食べるとは限りませんから。
アールスメロン メロンを買う人に一言!
店の人が一番答えにくい質問は「ねぇ、こっちのメロンと
あっちのメロンじゃどっちが甘いの?」
「えっ!・・・・・・・・・・」となってしまいます。
こっちのが甘けりゃ、あっちのは仕入れてこないですよね。生産者だってわざわざ甘くないのは作りませんよ。
メロンの味 産地、時期、種類、どれをとっても良いと思うメロンを
自分が食べてみていつも思うことがある。
それは価格である。確かに市場価格が高いものには
それだけの理由がある。冬にこれだけのメロンを生産するには燃料代がかかるんだろうなぁとか、しっかりした
土づくりをして生育途中もたくさんの手間をかけ、すこしでも良いものを、と苦労している生産者を考える。
グルメっぽく言えば舌ざわりがなめらかで香りが良くて
甘さがまろやかだ(このくらいのことは言えますよ)。
しかし、買う人はその為にお手頃価格のメロンの何倍もの価値を認めてくれるんだろうか?
私には結論は出せません。
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