い ち ご
ビタミンCの宝庫
いちごは、てまをかけずに食べられるので最近では人気No1の果物です。
食味がよく栄養価が高く、特にビタミンCは100グラム中に62r含まれています。
1日に必要なビタミンCは100rですがビタミンCは水に溶けやすく、
熱にも弱い為調理すると損失が多いのです。

だから生でまるごと食べるいちごはビタミンCの供給源としては最高です!
ハウス栽培のいちご
日本のいちご栽培はハウスでの促成栽培が主体です。
いちごは一般に寒い時期の方が糖度が高く、酸度が低くなり、
おいしいいちごが作りやすくなる為、ハウス栽培の方が高品質になります。
静岡県のいちご栽培
静岡県のいちご生産量は栃木、福岡、熊本、佐賀に次いで全国第5位です。
品種は「とよのか」「とちおとめ」が全国的には多く栽培されています。
しかし、わが静岡県には「章姫」があります。
この品種は静岡市の民間育種家の故萩原章弘さんが育成しました。
「章姫」は長めの紡錘形で実が大きく強い甘みを持ち、酸味の少ない品種です。
いちごの高設栽培
今までのいちご栽培管理は腰をかがめて作業することが多く、重労働でした。
そこで栽培する位置を高くすることによって収穫作業等を立ったまま
出来るようにしたのが高設栽培です。
高設栽培は栽培環境を整えて温度・水分・養分などを自動調整して
高品質のいちごを6月頃まで収穫していくことが可能になりました。
わたしが見学させてもらった「高設栽培」を行っている鈴木さんの
いちごハウスのレポートはこちらをご覧下さい。

新品種「紅ほっぺ」登場! 当店でも販売開始しました。
紅ほっぺは静岡県農業試験場が育成した「静岡11号」のことで、
現在は「紅ほっぺ」と言う愛称で品種登録されました。
実が大きく、甘味も酸味もあり、日持ちが良くて香りが高いという特徴があります。


アスカルビー
アスカルビーは2〜3年前に品種登録されたばかりの新しいイチゴです。
奈良県農業試験場で生まれ、「奈良7号」という名前でした。

この品種は,「アスカウェイブ」に「女峰」を交配して育成されたものであり,草勢はかなり強く,果実は写真でわかるように球円錐で大きく,成熟期が早い促成栽培向きの品種です。

私が食べてみた感じは昔の露地栽培のイチゴのように力強いおいしさでした。



あまおう
福岡産の新品種「あまおう」を
食べてみました。
食べるとわかりますが
果実の中も赤くてきれいです。

         2003/12/01
品種名「あまおう」の名前の由来は「赤い」「丸い」「大きい」「うまい」を合わせたモノです。
実際に食べてみて実が硬めで甘くて、私は好きな食味でした。
これからはおそらく「とよのか」に替わって九州のいちごの代表になると思います。
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