手作りヨーグルト
 現在我が家で作って食べているヨーグルトについて紹介しましょう。
 このヨーグルトは1998年当時カスピ海の長寿村の調査をしたときに家森教授(京大)が持ち帰った物を甲田氏が分けてもらった物をさらにわけてもらい培養した物です。
 特徴は、市販のヨーグルトと違って粘りけがあることと、酸味が薄くとても食べやすい味だということです。そしてなにより、冬でも加温しなくても発酵するとても強い菌なので、保温器がなくても一年中増やすことが出来ます。直射日光を嫌いますので暗い所に置くかカバーで覆いをするだけで室温で1月〜2月ならば48時間ほどで食べられます。暖かくなればもっと短い時間で大丈夫でしょう。
 私はこれを2001年12月にもらってから毎日朝食に果物と混ぜて食べています。またシチューに入れたりお菓子に焼き込んでも素晴らしい味になります。

 このヨーグルトを食べてお腹の悪い菌をどんどん追い出して健康に過ごしましょう。


ヨーグルトの増やし方

1. 牛乳1gパックからコップ1杯ほど牛乳を出した後で種菌をパックの
牛乳に足して1gにします。

.ラップで牛乳パック上部に蓋をして輪ゴムを掛け、ふって混ぜます。

3.布袋で牛乳パックを覆い、室内の暖かいところに置きます。

4.24時間ほどして好みの堅さに発酵していれば出来上がりです。

もし、もっと硬く仕上げたければそのまま発酵を続けさせます。
好みの堅さに発酵出来たら、冷蔵庫に入れて発酵を止めます。
すぐに食べない場合は新聞紙などに包み1ヶ月ほどは冷蔵庫で保存が可能です。
 カスピ海のヨーグルトとして今 大流行中ですね。
昨日もメールで問い合わせがありました。最近もテレビで放送されているのを見ました。
もし 欲しい方はメールでご予約下さい。牛乳の代金でお分けします。
発酵に24時間かかりますので欲しい時を言って頂ければ用意いたします。
ただし 当店までいらっしやる事が出来る方に限らせていただきます。
                                                2002/04/21
注意!  発酵時間が早まっていますので12時間以下ぐらいです。 
       発酵が進みすぎると酸味が出ます。                   2002/05/28
                                                                           カスピ海のヨーグルト菌の種類がわかりました。
リューコノストック菌とグルコノバクター桿菌、クレモリス菌の3種類が含まれていると
言うことです。クレモリス菌は乳酸球菌です。
これが乳酸を作るときに多糖体の粘性物質を作り菌の周囲に放出します。
この粘性物質こそがカスピ海のヨーグルトのもつ粘りけの正体だと言うことです。
リューコノストック菌は乳糖を分解する力も弱く少ししか含まれていませんが
ヨーグルトの風味に影響しているのではないかと思われます。
またグルコノバクター桿菌は乳酸菌ではありませんが乳酸菌の増殖や粘性物質の生産を
助ける環境を作るそうです。時間がたったヨーグルトの表面にクリーム色の膜が
出来たようになることがあります。これはグルコノバクター桿菌の集まりです。
乳酸菌は一般に次のような多くの健康保健効果を持っています。

1 腸内菌叢のバランスを保つ効果
2 腸管運動を促進して便通を良くする効果(残念ながら私には効果がありません。
  腸が長いためであると思われます。)
3 発ガン物質などの有害物質を吸着して排出する効果
4 免疫器官を刺激して、体の抵抗力を高める効果
5 コレステロールの吸収や合成を抑えて血中コレステロールを下げる効果など

まだ実証されていませんがカスピ海のヨーグルトの乳酸菌にもこのような効果の多くが
期待されます。
      以上は健康雑誌からの説明でした。

 私の体験は更年期で昨年はだらだらとしていたのが活動的に変わってきました。
また恥ずかしいのですが便の色がきれいになりました。まるで赤ちゃんのそれのようです。
                                              2002/06/06
現在、私的に流行な食べ方

バナナ+きな粉+ヨーグルト
いちご+バナナ+ヨーグルト
キュウイ+ヨーグルト
伊予かん+ヨーグルト
シチューに牛乳の代わりにヨーグルト
ジャム(イチゴ マーマレード等)+ヨーグルト
抹茶 +ヨーグルト
ただいまメールでの問い合わせが殺到していますが残念ながらお送りすることはできません。
取りに来られる方に限り、お分けできます。
どうしても、この菌が欲しいのですが郵送していただけませんか?
カスピ海ヨーグルトが欲しいのですが、送っていただく事は、出来ませんか?
ホームページを見て下さって有り難うございます。
私も分けて貰ったものですので牛乳代金のみで分けております。
でも、お送りするとなると牛乳パックのままでは送れません。
またこの気温ですと過発酵してしまったり他の菌が繁殖したりして
傷んでしまうことが考えられます。
また、学校の給食室勤務の方などが、持っている可能性が高いと思います。
お近くの方を捜して下さい。

このところヨーグルト菌が欲しいと良くメールが入ります。
送ることが可能かどうか実験してみました。
結果は可能だと思います。
1日目  ヨーグルトとヨーグルト菌を入れた牛乳を煮沸消毒した瓶に入れて蓋をして袋で覆い       24時間置くことにしました。
2日目  ヨーグルトのほうは少し酸っぱいニオイがして菌の小さい固まりが出来ていました。
     菌と牛乳を入れた物はしっかりヨーグルトに変化していました。
     室温は 最高27度 最低18度でした。
3日目 この季節にしては気温が低いので乾燥室(洗濯物を乾かすための部屋です)に
     除湿器をかけて温度を30度から27度に維持しておいてみました。
     両方とも味に変化はありませんでした。
     ただヨーグルトのほうは少し酸っぱく感じられました。
     コロニーが少し粉っぽいような感じで食味が良くありません。
     2つのびんからヨーグルトを出して牛乳を入れてそれぞれをまた発酵させてみました。
4日目 2つともしっかりヨーグルトになっていました。

     送るのは面倒なのでごめんなさい。
友人から「ヨーグルトの作り方を失敗してしまって…」と夜10時頃電話がありました。
このところ暑くなってきたのになぜ出来ないのかしらと
私も不思議に思って夫と子供と話をしました。
話の結果だけ書きますが牛乳の中の溶存酸素量が気温の上昇に伴い少なくなったためではないかと思います。
ヨーグルトの中のグルコノバクター桿菌が好気性バクテリヤのため酸素不足のため活動が鈍くなり、他の菌も生息環境が悪くなり発酵が出来なくなるのではないかということになりました。

それではどうしたらよいかと言うと簡単なことです。
  ヨーグルトを入れた後でよくかき混ぜる(酸素を溶け込ませる)
  夜仕込みをする (日中より気温が下がるから)
  種菌を多めに入れて一気に発酵させる(他の雑菌を繁殖させないため)
この3つを気をつければ大丈夫。
 もう一人の方は 高脂肪牛乳を使ったら飲むヨーグルト状態で粘りけが出ていない
どうしてかしら もう一度ちょうだいと言って取りに見えました。
この原因はたぶん脂肪分子が大きいためヨーグルト菌が分解出来ずに発酵が遅れたため
なのではないかと想像しました。
その証拠としては 友人に低脂肪牛乳で作ってあげたときにはしっかりと発酵していました。
新しいヨーグルトの使い方の発見です。
なんと虫さされのかゆみ止めになります。
朝 私は鉢植えの植物に水やりをするときに良く蚊に刺されます。とてもかゆくて 
よくひっかき傷になるまで ガシガシと掻いてしまうのですが ふっとヨーグルトを試しに付けてみると なんとかゆみがひいてしまいました。
ただ 他のものに刺されたときにも効くかどうかはわかりません。
積極的に虫に刺されるのはイヤですからね。
 ただ ひっかき傷になってしまった傷のかゆみには効きませんでした。
刺された直後のモノです。
娘にいわせると「蚊に刺されたのはガマンしていればすぐにかゆみは止まるモノだ」
そんなことは必要ないといわれてしまったのですが これでかゆみが止まったのだから
赤ちゃんなどの 小さい人にはとても安心な薬です。
お母さん方お試し下さい。
そして 私にその結果を教えて下さい。
私だけに効くわけではないと思うのですが、虫さされも毎日というわけではありませんし
家族の中で私1人が かゆがりなのです。他の者はひっかき傷などは作らないのです。
今日はヨーグルトの検索をしてみてびっくり なんと1ページ目に私のページが出ていました。
それと 健康雑誌のマキノ出版さんのページをみて驚いたことがあります。
どういう事かカスピ海のヨーグルト菌の菌種名が 私が別の本で調べたものと違っていました。
リューコノストック菌 グルコノバクター桿菌 クレモリス菌ではなく ラクトコッカス菌 ロイコノストック菌 酵母菌 さらに未知なる微生物が含まれていると書かれてあったのです。
同じような働きをする菌ではないかと思いますが ご存じの方は是非教えて下さい。
                                         2002/8/20
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