どくだみ酒 | |
どくだみ酒を作ろうと思ったのは、もう18年以上前の事です。 3人の子供を出産後 体調を崩して腎盂腎炎になってしまったことが始まりです。 腎盂腎炎は1週間の安静と抗生物質のおかげで治ったのですがその後で膀胱炎を繰り返すようになってしまいました。 これには困りました。 暖かくして冷えを防ぐ、水分を多くとる、等の対策を講じましたがダメでした。 それで、てっちゃんが昔十二指腸潰瘍になったときお医者さんの治療を受けずに食事だけで治したときに参考にした荘さんの本 「からだに合った食べ方」でしきりに女性は焼酎を使いなさいと書かれていました。 これと十薬とも云われるどくだみを一緒にしたらいいかも知れないと思って季節も6月でちょうど収穫期だったこともあり試しに作ってみたのが始まりでした。 最初は漬け込んで4ヶ月したら飲み始めたのです。そうしたら良く効きました。 おかげさまで1年2年と続けるうちに飲まなくても大丈夫な様になりました。 ただ何となく心配になるので無くならないようにいつも2−3本のどくだみを漬けた焼酎は用意するようにしていました。 それと疲れたときに飲んで眠ると疲れが残りませんのでその時の用心に使っています。 私は生理痛が頭痛なのです。それも続けているうちはありませんでした。 すっかり私が丈夫になったときに父が心筋梗塞をおこしお酒を止められたときのことですが、これは薬だからと言ってどくだみ酒をこそこそと飲んだのです。(毎年作っていたのに飲まなくなって何本も溜まっていたのです。) そうしたらびっくりしたことに実家の父の髪の毛がふさふさとしてきたではありませんか それで私はどくだみ酒が女性ホルモンのバランスを整えるのだと確信したのです。 他に知り合いの奥さんがやっぱり疲れると膀胱炎を繰り返すとご主人が心配していましたので少し出来た物を分けてあげたところやっぱり良く効いたようです。 ただ 奥さんがあんなに沢山のどくだみを入れるのかとびっくりしていました。 だからこそ 即効性が得られるのだと思うと答えました。 膀胱炎を繰り返す人はたぶん 「あっ なりそう!」という感覚があるはずです。 その時に 20tほどを一日3回飲んでみて下さい。 これで 発症が抑えられます。後は数日間 夜寝る前に飲みます。 おかげで私は「栗の皮むき」の時期にも、肩こり知らずです。 最初は飲まないでいたら2−3日で肩こり 頭痛のダブルパンチにあいます これはたまらないと朝晩飲むようにすると不思議と肩が張りません。 私の経験からどくだみは採取時期も大切ですが育った土壌 生育場所もよく選ばないとだめなように思います。 どくだみを採る時は次のことに注意して下さい。 1 隆起土壌の物を使う 2 畑のそばなどの肥料の効いた物 また日当たりが良すぎる場所の物はさける 亜硝酸濃度が高いと良くないと考えるためです。 3 半日陰の場所で 肥料などが効いていない所の物がよい 4 地上部分だけを採取してきれいに水洗いをして日陰干しにした物を使ってください。 根を常用すると視力に悪影響があると聞きました。 5 陰干しにしたもの 40−50pで400本くらいをはさみできり1.8リットルの焼酎に 1年漬け込んだものを濾して1回に20tほどを、湯または麦茶でコップ1杯に薄め て飲みます。 6 大量に飲んだりしないでください。少しずつ毎日が基本です。 今私が飲んでいるどくだみ酒は5年ほど前の物です。 保存性が良いこと いつでも使えることがどくだみ酒の良いところです。 焼酎を使うということは純粋な物である事とアルコールによって薬効成分の吸収を助け る効果があるためだと思っています。 今私は更年期に入り、「急な発汗」、「のぼせ」と「夜中に目が覚めてしまうこと」を 経験したため、またどくだみ酒を毎晩飲み始めました。 けっこう効果があるようです。 |
|
「何でもやってみよう」に戻る | 2002/10/03 |