つれづれなるままに【てつおの独り言】

ご意見・ご感想は掲示板に…

2008年6月20日
「H8 3048F」
これはマイコンの一種です。日立製で私たちには目に見えてなじみはないのですが、生活用品の中で活躍しているらしいです。
2003年に日立と三菱両者合弁のルネサスが誕生しています。従って現在ではルネサス製というべきでしょうか。
現在、皆さんが使っているパソコンから見れば性能的にはかなり限定されています。つまり実行できるプログラムは限られています。
なぜこのようなことを突然書き出したかというと、AKI−H8/3048Fマイコンボードを手に入れてしまったのです。
以前から気になっていたのですがプログラミングがどうの、とかアセンブルがどうとか今更首を突っ込んでも覚えられないし…と
思ってなかなか手を出さずにいました。
きっかけはMP3プレーヤでした。家庭用電源(つまり100ボルト)で使えて好きなパーツ(ハードディスクとかコンパクトフラッシュとか)で
音楽をため込んで使えるモノはないのか、と思って探しましたがなかなか見つかりませんでした。そのうちにキットならあるよ、でもマイコンと
組み合わせてプレーヤのコントロールをする回路を作らなければならない、ということがわかりました。
それならばマイコンが多少わからないと困るなあ…しかし、これは大変な世界に首を突っ込んでしまったようです。
パソコンの自作とマイコンの製作と決定的に違うところは「はんだづけ」があるか、ないか というところです。
まあ、あわてないでのんびりとやっていこうと思います。だれかマイコンに詳しい人がいたら教えてくれないかなあ?

2008年4月6日

「奥様は魔女」
昭和39年から始まったこの番組を当時中学生だった私は、毎週どきどきしながらテレビを見ていました。
まだアメリカテレビドラマが珍しかった時代でした。主役のエリザベス・モンゴメリーとディック・ヨークの2人の掛け合いをちょっぴりうらやましく
思いながらアメリカという国の大きさを感じたものでした。まだ日本では高嶺の花だった(と思う)掃除機や洗濯機などが画面に登場して
生活水準の違いを感じていました。
この番組がDVDになってレンタルで登場したので今、見ています。確か、モノクロで始まったこの番組がレンタルDVDでは
第一回目からカラーでした。付録の特典映像を見たらモノクロをカラーに直したとのことでした。
いやはや最近の技術のすごいこと、すごいこと…

2007年10月24日
今日はホームページを見て、と言うお客さんがグループでいらっしゃいました。市内ではなく、かなり離れた町から買い物に来てくれました。
らっきょう漬け・栗の渋皮煮・ジャム等の手作り品を主に買っていただきました。その方たちはひと月に一度くらいは集まるんだそうです。
今日、買っていただいた商品が気に入ったらまた来てください、お待ちしています。

2007年7月3日

以前使っていたPowerShot S3 ISは、従姉妹が使いたいというので譲ってしまい、替わりにPowerShot S5 ISを
手に入れました。確かに前モデルよりもあちらこちらとパワーアップしています。
一番気に入ったのは「フェイスキャッチ」という機能です。
これは
、カメラが人の顔を認識して、ピント、露出、ストロボ発光量を最適に設定してくれるんです。
ピント枠が人の顔を追いかけてピントを合わせてくれます。かなり面白いですよ!
ただ残念なことは「インターバル撮影」ができなくなったことです。まあ、あまり使う機能ではないから良し、とします。
ISO感度が上がった分、露出不足に悩まされることは減りました。
使い込まないと細部まではチェックできません。例によってのんびりとやります。


2007年3月18日

ホームページビルダー11をインストールしました。まだこのコンテンツが最初なので使い勝手がいいかどうかわかりません。
そのうちになじむと思います。


2007年3月13日

普段乗っている車は軽四輪ワンボックスです。かなり使い込んである立派な(?)マイカーですが、一つだけ自慢があります。
それはMP3データとして記録したCDを入れると音楽として再生してくれることです。
最近よく聴いているのは「ブレンダ・リー」「ローリング・ストーンズ」「ビリー・ヴォーン」等です。
もともとレコードで所有していたのですが同じような内容のCD発売されると買い直して、それをMP3化して聴いているのです。
これがあれば渋滞なんぞなんのその、です。全然苦になりません。


2007年2月6日

最近はα100に凝っています。デジイチ(デジタル一眼レフカメラ)の事です。
今までのキャノンのPowerShot S3 ISがイヤになったわけではなくて、どうしても撮りたい風景があってデジイチでないと撮れないのです。
おかげでなんとか撮れました。まだまだ練習しなければうまくうまく撮れません。
ただ、デジイチを使っているうちに昔使っていたα9000を思い出しました。今、考えてみると良いカメラでした。
かなり重かったですが…
自分勝手な考えですがどうしてもカメラはカメラメーカーのモノが好きです。
従って本来ならばソニーのα100は使いたくないのですがミノルタが好きなので使っています。(わかる人にしかわからない?)
まだまだ使ってみないとこのカメラの長所・欠点はわかりません。若いときのように本人にパワーがないのでどこまで続くやら…
PowerShot S3 ISの動画機能は捨てられるべくもなく総合性能でもデジイチよりも上だと思っています。
ちなみに総合性能とは自分にとっての取り回し・カメラとしての基本的な機能などのことです。


2006年8月4日
いよいよ本日をもって「市場検討委員会」は会議終了となりました。富士市議会に提出する答申案も出来て、
1年以上の間、一度も欠席することなく過ごしました。
月1回の会議の日程は、私にとっては都合の悪い日の連続でした。月水金は花市場にも仕入れに行くので
かなり仕入れにも制限を受けました。しかも午前中に会議を行うと言うことはかなりの痛手でした。
市場で仕入れをすることは代理人ではスムーズに行かないことが多く、また生鮮品を販売するには
かなり「仕入れ」が売り上げに影響するモノです。
その事が確認できたことは会議に出席した事による成果かも…


2006年6月30日
基本的な方針として現在の「公設公営」から「公設民営」の市場に移行させる。
と言うことには賛成です。
次に市場運営機関についてですが、卸売会社を軸として仲卸・買受人組合・付属店舗組合なども参入して
新しく株式会社を設立する。
生鮮食品(主に野菜・鮮魚など)のプロたる八百屋・魚屋の活躍の場としても使える
消費者解放の販売所を作る。市場隣接がもっとも望ましいです。


2006年6月27日
富士市公設地方卸売市場の民営化について「市場検討委員会」ですでに8回の会議を行っています。
そろそろ結論に向かって意見をまとめる段階のようです。
実際に富士市公設地方卸売市場に出入りしている業者の一人として言えることは現在の市場の位置を
大きく動かすことは難しいと思います。私のように自店と市場の距離が短いといいんですが
かなり遠くから仕入れに来ている方も多いのです。そのような人たちは現在より、市場までの距離が離れると
富士市公設地方卸売市場に仕入れに来なくなるかもしれません。その方達にとっては死活問題なのです。
確かに、業者の都合だけでこれからの市場を語れないかも知れませんが、毎日利用しているのは
私たち「八百屋」「魚屋」をはじめとした出入り業者なのです。

本題の民営化についてですが一人一人考える視点によって違うと思います。
富士市公設地方卸売市場を生活の基盤としている私たちにとっては失敗は許されません。

2006年5月8日
みらい市場 ふじ」について
これからの富士市公設地方卸売市場のあり方を自分なりに考えています。

1.まず名称ですが富士市公設地方卸売市場では一般の人にはなじみにくいので
  「みらい市場・ふじ」などのようにわかりやすい名称にします。

2.これからは自分たち業者だけではなく一般の人も入場できて買い物をしてもらいます。

3.ただし、卸売り業務と小売りとは場所的にぶつからないようにします。

4.基本的には小売りスペースは一軒当たりは狭くても良いから大勢の八百屋・魚屋さん達が
  営業できるようにします。

5.できれば現在の場所で営業した方が実現の可能性が高いと思います。
  

2006年4月22日
平成17年6月15日に富士市長より「富士市公設地方卸売市場検討委員会委員」を委嘱されました。
今までに7回ほど会議を開きました。簡単に言うと市場をこれからどのようにしたら良いのか、と
言うことを話し合っていく会です。
今までの会議の中で委員さん達から殆ど「八百屋」「魚屋」と言う言葉は聞かれませんでした。
青果・水産の市場についての話し合いで、です。
代わりに使われる言葉は「スーパー」もしくは「スーパーマーケット」です。
八百屋である私が目の前にいても、です。

これでわかるように生鮮食品を扱うのはスーパーマーケットだという認識が一般の人にはあるのです。
いや、もっと若い年代ではコンビニもスーパーも八百屋も魚屋も区別がつかないのかもしれません。
区別をつける必要がないのかもしれません。

私たちの年代の人間から見てどうしても理解できない小売店があります。
雑貨あり、食品あり、本、CD 等々。でも店内は若い人たちでいっぱいです。

プロ意識をもって八百屋をやってきた私たちはもう必要ないのでしょうか?

その一方では「グルメ」「食の安全」などと言われています。

実際に買い物をしている主婦達の心理は「安いか?」「きれいか?」「おいしいか?」の順だと思います。
これを声に出して質問すると「おいしいか?」「安全か?」「新鮮か?」に入れ替わってしまいます。

全ての方がそうだとは言いませんがたいていの人に当てはまると思います。

2006年3月30日

八百屋の市場で…ふと、自分の周りの人間を見るとかなり知らない人が多いことに気がつきました。
自分が年をとったのです。自分だってこの世界に飛び込んで市場に行き始めた頃があったのです。
そのときは夢中で周りの人を見る余裕がありませんでした。
きっと、そのときに今の私と同じくらいの年の人は同じ事を思ったのでしょう。
ただ、決定的に違うことが一つあります。
それはサラリーマンが多くなったことです。
つまり八百屋の跡継ぎではなく、大きな店に勤めている人が買参人として市場に来るのです。
これからは個人商店はなくなるのでしょうか?


2005年11月27日

「いちばの朝市」に出店して四つ溝柿を販売しました。渋柿と渋抜き柿の両方です。
両方とも販売している時は良かったのですが、渋抜き柿が先に終了しました。
残っているのは渋柿です。渋柿とプライスカードには書いてあるのに「これ、渋くないですか?」と質問されました。
「いや、渋いですよ。渋柿だから…」「なんだ、じゃあいらない。」
この会話でわかるように「四つ溝渋柿」と「渋柿」は同義語で使っている人が多いです。富士市周辺で渋柿というと
四つ溝柿を指すことが殆どです。つまりどのように工夫してプライスカードを書いても1キログラム以上の単位で
販売すると渋柿か渋抜き柿かを説明しなければなりません。どういうわけか1キログラムの袋詰めで販売すると
すんなりと渋抜き柿と思ってくれるようです。逆に1キログラム・袋詰めで渋柿は販売できません。難しいですね…

2005年3月7日
卒園・卒業式用の花束・演壇用の生花・鉢物などの注文が次々と飛び込んできました。
そして「春の彼岸」です。急に忙しくなりました。
毎年のことですが注文を頂くと「ああ、今年も頑張って良い花を届けよう!」と思います。
良心的に仕事をすれば注文は継続すると思います。
とにかく一日一日を大事に仕事をしなければ…

2005年3月6日

脳梗塞で入院して手術を受けて退院してから約2年が過ぎようとしています。
いまだに右手では箸が持てません。
入院中に左手で箸を使えるようになったので食事はそれほど困ってはいません。
ただ、茶碗を持ってご飯が食べられないのでかなり行儀の悪い食べ方ですが…

自動車の運転は退院してすぐに出来ました。近頃ではかなり重いモノも持てるようになりました。
本当に僅かずつですが快方に向かっているのが自分でもわかります。

生来、楽天的な性格なので「あれができない」「これができない」とは思わずに
「あれができるようになった」「これもできるようになった」と思うことにしています。

というわけで第5回目の「こちよし」から場所を変えてイベント参加を2004年11月から始めました。
今度は「いちばの朝市」です。毎月第4日曜日・午前7時に青果市場で行っています。

2003/03/08

第5回目の「こちよし」では生椎茸を販売しました。お買い得品を仕入れたからです。
1袋300グラム入りが200円で売れます。かなり安いと思います。

もちろん、理由はあります。まず、大きさが不揃いであること、完全委託品であること、です。
大きさが不揃いは解ると思いますが完全委託品とは共選品ではないので希望価格がないことです。
だから競売でいくらになるかわかりません。すごく高くなったり、安くなったり。
出荷者(生産者)にもメリットはあります。規格がないこと、です。
規格がないと選別の手間はかなり省けます。だから市場で人気がないときに仕入れると安く売れます。

この椎茸を販売したら、あるお客様がいくつもいくつも掴んではまた他の椎茸を…
そんなに手で掴んだら早く傷んでしまいます。やめて!と思いました。

見るに見かねて「お客さん、これは不揃いだから安いんですよ、どの袋にも大小が入っていますよ。」
「いや、焼いて食べたいから大きいのを選んでいるの。」 (だからどの袋にも大小の椎茸が…)

まだまだ選ぶのは止まりません。ついにコンテナの一番下まで手を入れて下から掴み出しました。
やっぱり大小の椎茸は入っていました。そして最初に掴んだ椎茸を買っていきました。

皆さん、よく考えてみて下さい。まず相手が生ものの生鮮品であること、掴めば当然鮮度は落ちます。
そしてあなたは一回しか掴みませんが掴まれる椎茸は何十回も掴まれます。
これではお買いあげして下さった商品は長期保存は無理ですね。

だから対面販売を基本としていないスーパーなどではあまりやすく売れませんね。
皆さんが売価をアップさせている一つの要因なのかも知れません。


2003/02/22

こちよし出店も今日で4回になります。
今回は青色申告会の会員の方でパン屋さんと一緒に販売しました。
当店の売り上げはちょっと落ちましたがおそらくパン屋さんと合計するとアップしていると思います。
だいたいの商品の販売予想数量は今回で解りました。
これはどのように割り出すのかというと前回の売価と相場の変動、天気、他のイベントなどを
考えれば予想がつきます。もちろん、思いっきりはずれることもありますが…

今までは夢中でお客さんをよく見ていなかったのですがいわゆるリピーターの方がいます。
「前回に買った品物は良かったよ。」などと声をかけて頂きました。
ただ、一人暮らしの年配の方達が買いやすいようにもっと少ない単位で販売した方が良かったようです。
「ほうれんそう2束50円」はかなり安いのですが、2束はいらない人には買いにくかったと思います。
その点、大根はサイズも小さいので1本50円でよく売れました。


2003/02/10

おとといの土曜日に第3回「こちよし」に出店しました。
3回分の路上販売で次のような感想を持ちました。

まず、店舗販売と決定的に違うのはお客さんが「一見さん」ということです。
店としてあまり信用されていません。だから単価の高い物は買わない、
安すぎる物は疑う、で結局は安い物しか買ってくれません。
恐らく買うまでの意識の中で「安いんだからだまされてもいいや」と、なっていると思います。

もちろん、自分が知らないお店に行って商品を買うときにも同様の意識が働きます。

でも一生懸命に作って陳列した「手作り食品」についての質問が少なかったのはちょっと…
ひたすら価格のみを見て買わない方が大半でした。

地場産(富士産)ブロッコリを1個50円で販売したときの事です。
一人の方が「ねぇ、1個50円だってよ、安いねぇ」と言うと
もう一人の方が「安すぎるわよ、外国産じゃないの?」「でも外国産はもっと大きいから違うかも…」
そこには「地場産 ブロッコリ 1個 50円 おいしさと新鮮さの 近藤商店」と書いてありました。

ちなみに私が作るプライスカードは全て産地を表示しています。
でもほとんどの方が価格のみ見て買って下さいます。

もともと産地表示の義務は消費者から販売店に要求したモノです。
私は通達されたとおりにやっています。もちろん、表示のないお店があることも知っています。

でもあまりにも産地表示に無関心な方が多いのならば、これは無駄なことかも知れませんね。


2003/01/26
第2回「こちよし」の路上販売での事です。

高齢のご婦人に「ねぇ、この白菜は無農薬なの?」と聞かれました。
「いいえ、低農薬栽培ですが無農薬栽培ではありません。」と答えると
「そう、無農薬の白菜なら買うんだけれどね、無農薬の白菜は美味しいんだよね。」と言われました。

ちょっと間をおいてから「白菜は無農薬栽培は不可能に近いですよ、恐らく虫だらけになります。
 見たら誰も買ってくれません。この白菜だってかなり虫食いですよ。」
「でも無農薬じゃなきゃあねぇ。」そういって行ってしまいました。
この方はどこかのお店で定期的に「無農薬野菜」と称する野菜を買っているんだそうです。

最近は特に「農薬が危ない!」とか「農薬はガンの素」みたいな言葉をよく見聞きします。
なぜ、このように農薬を使って野菜を栽培するのでしょう?
害虫が強くなり、その害虫を退治するためにさらに強い農薬を使う、の繰り返しで栽培してきました。

今でも野菜を商品として店に陳列するときれいな野菜のほうが断然売れます。
一方では、きれいな野菜を買う人が生産農家直売とか産地直送とかいうコーナーでは
虫食いだらけでもこの方が安全でおいしいとか言って買っています。
これはどういうことでしょうか?

情報に振り回されているとしか思えません。もちろん、ウソの情報も氾濫しています。
そのような情報を流す方が悪いのですがウソと思わずにお客様に伝えることもあるようです。

市場で人気のある商品は味と見かけのよいモノです。これは昔から変わりません。
なぜ味と見かけのよいモノが人気があるのか、それはお客様がそれを望んでいるからです。
売れる物を仕入れるのは商売の基本です。

最近では「味と見かけプラス安さ」が加わったように思います。
これは景気の変動が影響しています。
以前のように「モノが良ければ高くても売れる」ということはありません。

私の店にも何人かは「プロだなあ!」と思える主婦の方がいらっしゃいます。
どのようなモノを買っていくか、というと見かけは悪いが味が良くて安いモノを迷わず手にします。
このような買い方をされるとうれしくなります。モノの価値がわかっているからです。

主婦の皆さん、どうか「プロの主婦」になって下さい。自分の家族の為にも…


2003/01/12

今まで経験したことのない舗道上での野菜販売をやりました。
いろいろと舞台裏はあるのですが感想を一言だけ…

これもあり…かな。最近はやりの農民市場的な売り方が
わかるような気がします。
ただ、消費者の方も何か勘違いしている部分があるようです。
農家の方が販売しているから新鮮・安全・おいしいとは思いません。
じゃ、何百年も昔から営業している八百屋で売っている野菜は
古い・危険・まずいのか?そんなことはありません。

私たち八百屋は野菜のプロです。少なくとも私はそう思っています。
もし、八百屋が全部無くなったらどうしますか?
「別にこまらないよ、スーパーはあるし、コンビニもある。」という声が聞こえてきそうです。

じゃあ、元の野菜は誰が作っているのでしょう?野菜生産農家ですよね。
その農家の人たちは今まで青果市場に出荷して生計を立てていました。
最近では市場を通さずに直に大手スーパー等と契約栽培している農家が増えています。
その方達の収入は実際には減っている事が多いようです。考え見て下さい、
大手スーパー等は当然社員も多いので利益を追求しています。もちろん、私たち八百屋もそうですが…
市場を通すより安く仕入れられるから農家と契約するのです。

その結果、野菜専業農家は減少しています。後継者にとっては魅力ある仕事ではないので
現在野菜を生産している農家の人の平均年齢はおどろくほど高くなっています。

ここで言いたいのはそのような業界裏事情ではなくてこのような悪循環が始まった一つの原因として
消費者の「食に対する考え方」の変化なのです。

確かに現在は情報が多すぎて取捨選択に迷うと思います。
一体どれを信じて良いのかわからなくなるでしょう。
しかし、良い方法がないわけではありません。

まず、考えることは何が最優先なのか、おそらく「健康」だと思います。
じゃ、健康を維持できる食は何か、安全・おいしさ・価格の順番になります。
おいしさ・価格は自分で確かめられますね。
安全を自分で確保するにはどうしたらよいのでしょうか?
それはできるだけ自分で調理することです。もちろん、材料がわかっているもので…

その材料となる野菜・果物・魚介類・肉類などはなるべく専門店で買いましょう。
個人営業している店は責任持てないものを販売できません。
なぜなら苦情を消費者の方に言われたときに「担当者と代わります」のような言葉は言えないのです。
あくまでも自分が対応しなければならないのです。

もう一つ… 見栄は捨てましょう。食材のことをよく知らなくてもいいんです、お店の人に聞けば…
もし、お店の人が誠意をもって答えられなかったらその店は勉強不足ですから他の店に行って下さい。
もちろん、私だって知らないことはいっぱいあります。ただ、勉強しよう、という気はあります。

私は消費者、特に主婦の方は家庭料理のプロだと思っています。
その家庭の味は主婦でなければ出来ません。
「買ってきたお総菜が家庭の味」ではちょっと… と思いませんか。
初めからうまく出来る人はいません。一つずつで良いからマスターして下さい。
その為には地道に料理をするしかありません。頑張ってみて下さい。

私も現在当店で販売している沢庵の味が安定するのに3年かかりました。
梅干し・梅漬けもそうです。ただ、興味を持って一生懸命に漬け込みました。

それらを経験してわかったことですが販売する漬け物を作るより
その家庭の味の漬け物を作る方が楽だということでした。
なぜなら食べる人が限定されているからです。

人間に必要な「食べること」を考え直してみて下さい。